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桶川市の歯医者、手代木歯科医院です。休診情報や検診のご案内などのお知らせや、治療に関する基礎知識などを当院スタッフが配信しています。患者さんの少しでもお役に立つことができたら幸いです。
ストレスが色々な病気を引き起こすというのはよく知られている話ですが、実はストレスによって歯に痛みを起こしてしまうこともあります。
ストレスそのものを感じないように生きられればいいのですが、生きていく上で、ストレスフリーで生きていくというのは難しいものです。
今回は、ストレスが歯の痛みを起こすのはなぜか、そしてその対策法についてご紹介します。
ストレスが多いと、交感神経が優位になり、唾液の分泌は抑えられます。唾液というのは、食べ物を消化する消化酵素の働きだけでなく、お口の環境を整える様々な働きをしています。
たとえば、お口の中を洗い流す自浄作用、細菌の増殖を抑える殺菌作用、異物に対抗する免疫作用、虫歯になるのを防ぐ再石灰化作用といったものが挙げられます。
ストレスで唾液が減ってしまうと、これらの働きが弱まってしまうため、口内環境が悪化し、虫歯や歯周病が発症しやすく、そして悪化しやすくなります。その結果、歯の痛みを感じやすくなってしまうのです。
ストレスが溜まると、それを発散させる手段として、歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなります。意識レベルではストレスを感じていないようでも、潜在意識に様々な感情がストレスとなって溜まっていると、それは眠っている間に歯ぎしりという形で現れることがあるとも言われています。
歯ぎしりや食いしばりというのは、体重以上の力がかかると言われており、それが持続的に起こることで、歯には非常に大きなダメージが加わることになります。その結果、歯の痛みが出ることも少なくありません。
まずは、できる限りストレスを解消することを試みてみましょう。忙しい生活の中で少しでもいいので、自分の好きなことをやる時間を持つ、リラックスする時間をとる、といったことはとても大事です。
日中に食いしばる癖や、上下の歯を合わせる癖のある人は、食べる時以外はできるだけ歯を合わさないように意識してみましょう。歯というのは、弱い力であっても触れ合う時間が長いと、歯に対してダメージが加わりますし、それが夜間の歯ぎしりに影響するとも言われています。
夜の歯ぎしりに関しては、コントロールすることが難しいので、就寝中に装着するマウスピースを歯科医院で作ってもらい、使用することで、歯にダメージが加わるのを効果的に防ぐことができるのでおすすめです。
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