すきっ歯はどうやって治せる？

桶川駅徒歩1分にある歯医者、手代木歯科です。

すきっ歯をどうにかしたい、とお考えの人もいるのではないでしょうか。すきっ歯が問題とされるのは主に見た目ですが、それほど目立たないケースもあれば、大きく隙間が空いているケースなど、その状態は人によってさまざまです。

すきっ歯は程度にもよりますが、機能面、健康面に問題が出ないようであれば、ご本人が気にならなければ必ずしも積極的に治療が勧められるものでもなく、多くの場合は患者さんが気になる場合に行われます。

今回はさまざまなすきっ歯の治し方についてご紹介します。

すきっ歯の治し方

◆ダイレクトボンディング

手っ取り早くすきっ歯を治してみたい、という場合にまず試してみる価値のある方法です。これは、歯の上に歯科用コンポジットレジン（プラスチック）を盛り足し、形を整える方法です。

歯科用コンポジットレジンは、特殊な光を当てることですぐに固まりますので、治療はその日のうちに終わらせることが可能です。

＜メリット＞

メリットは歯を削らずに治療ができること、そして一日で済ませられる、というところです。

＜デメリット＞

すきっ歯の程度が重度の場合は、歯の横幅が広くなり過ぎて、不自然な見た目になることがあります。また、強い衝撃により外れてしまう場合があります。

◆ラミネートベニア

歯の表面をほんの少しだけ削り、その部分をカバーするように板状のセラミックを貼り付ける方法です。

＜メリット＞

削って貼り付けるという２回のステップで終わらせることができます。歯を削る量はエナメル質の範囲内で、歯に対するダメージは最小限です。

＜デメリット＞

少ないとはいえ、歯を削る必要性があること、また、歯の隙間が広い場合には、歯の形が幅広になり不自然に見えることもあります。

◆オールセラミッククラウン

歯を全周削り、その上からセラミックの被せ物をする方法です。

＜メリット＞

歯をきれいなセラミックで覆うので、重度の変色がある場合や、形や向きに問題がある場合でも、きれいな見た目にすることができます。

＜デメリット＞

歯を削る量が多くなってしまうこと、そして、やはり歯の幅が大きくなってしまうという問題点があります。

◆矯正治療

すきっ歯を根本的に解決したいならば、矯正治療という手段があります。矯正治療の方法としては、ワイヤーを使った従来からよく行われているワイヤー矯正、もしくは透明なマウスピースを使ったマウスピース矯正があります。

＜メリット＞

歯を削らず、歯の位置を移動させますので、最も健康的で自然な見た目にすることができます。

＜デメリット＞

治療期間が長くかかってしまう（数ヶ月〜）こと、費用が他の治療法よりも高めになる、ということが挙げられます。