【歯科医が教える】虫歯になりやすい食べ物ランキングTOP10!

皆さん、こんにちは!埼玉県桶川市の手代木歯科です。

今回は、虫歯になりやすい食べ物についてご紹介します。虫歯は、虫歯菌が酸を産生し、歯のエナメル質を溶かすことで起こります。酸を産生しやすい食べ物は、虫歯になりやすいと言えます。

目次

虫歯になりやすい食べ物の紹介

以下では、虫歯になりやすい食べ物とその特徴、虫歯予防のポイントをご紹介します。

糖分が多い食べ物

  • お菓子

チョコレート、キャラメル、飴、ガムなど、糖分が多く含まれているお菓子は、虫歯菌のエサとなりやすいです。特に、粘着性のあるものは歯に残りやすく、長時間酸を産生し続けるので注意が必要です。

  • 甘い飲み物

ジュース、炭酸飲料、スポーツドリンクなど、甘い飲み物も糖分が多く含まれています。特に、炭酸飲料は酸性度も高いため、歯のエナメル質を溶かす作用も強くなります。

  • ドライフルーツ

ドライフルーツは、水分が除去されているため、糖分が凝縮されています。そのため、虫歯菌のエサとなりやすいです。

歯にくっつきやすい食べ物

  • クラッカー

クラッカーは、歯にくっつきやすく、長時間口の中に残るため、虫歯菌のエサとなりやすいと考えられます。

  • ポテトチップス

ポテトチップスも、歯にくっつきやすく、油分が多いので、虫歯菌のエサとなりやすいです。

  • ナッツ類

ナッツ類は、歯にくっつきやすく、噛み砕くのに時間がかかるため、虫歯菌のエサとなりやすいです。

酸性の強い食べ物

  • 柑橘類

オレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類は、酸性度が高いため、歯のエナメル質を溶かす作用があります。

  • トマト

トマトも、酸性度が高いため、歯のエナメル質を溶かす作用があります。

  • 梅干し

梅干しは、酸性度が非常に高いため、歯のエナメル質を溶かす作用が強いです。

虫歯になりやすい食べ物ランキングTOP10

虫歯になりやすい食べ物を順位付けすると以下のようになります。

1位:チョコレート

チョコレートは、糖分とカカオマスが多く含まれています。糖分は虫歯菌のエサとなり、カカオマスに含まれるポリフェノールは虫歯菌の繁殖を抑える効果がありますが、チョコレート全体で見ると虫歯になりやすい食べ物と言えます。

2位:キャラメル

キャラメルは、チョコレートよりも糖分が多く含まれています。また、粘着性が高いため、歯に残りやすく、長時間酸を産生し続けるので注意が必要です。

3位:飴

飴も、糖分が多く含まれています。また、舐め続けることで、唾液の分泌量が減少し、虫歯菌が繁殖しやすくなります。

4位:ガム

ガムは、キシリトールなどの糖アルコールが配合されているものもありますが、多くのガムには糖分が含まれています。また、長時間噛み続けることで、唾液の分泌量が減少し、虫歯菌が繁殖しやすくなります。

5位:ジュース

ジュースは、糖分が多く含まれています。特に、炭酸飲料は酸性度も高いため、歯のエナメル質を溶かす作用も強くなります。

6位:スポーツドリンク

スポーツドリンクは、糖分と電解質が多く含まれています。糖分は虫歯菌のエサとなり、電解質は酸性度を高めるため、歯のエナメル質を溶かす作用もあります。

7位:ドライフルーツ

ドライフルーツは、水分が除去されているため、糖分が凝縮されています。そのため、虫歯菌のエサとなりやすいです。

8位:クラッカー

クラッカーは、歯にくっつきやすく、長時間口の中に残るため、虫歯菌のエサとなりやすいです。

9位:ポテトチップス

ポテトチップスも、歯にくっつきやすく、油分が多いので、虫歯菌のエサとなりやすいです。

10位:ナッツ類

ナッツ類は、歯にくっつきやすく、噛み砕くのに時間がかかるため、虫歯菌のエサとなりやすいです。

虫歯予防のポイント

甘い食べ物や飲み物は、食後に食べる

食後に食べることで、唾液の分泌量が増え、酸を中和しやすくなります。

食べたらすぐに歯磨きをする

食べたらすぐに歯磨きをすることで、口の中に残っている食べかすを取り除き、虫歯菌の繁殖を抑えることができます。

定期的に歯科検診を受ける

定期的に歯科検診を受けることで、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療することができます。

フッ素塗布を受ける

フッ素塗布は、歯のエナメル質を強化し、虫歯菌の繁殖を抑える効果があります。

まとめ

虫歯になりやすい食べ物は、糖分が多いもの、歯にくっつきやすいもの、酸性の強いものです。これらの食べ物を控えるとともに、食後の歯磨きや定期的な歯科検診、フッ素塗布などを習慣化することで、虫歯予防をしましょう。

手代木歯科では、虫歯予防に関するご相談も受けています。虫歯でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

※このブログ記事は、あくまでも一般情報提供を目的としたものです。個別の症状や治療方針については、必ず歯科医師にご相談ください。

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