デンタルフロスvs歯間ブラシどちらが効果的？

こんにちは。桶川市の手代木歯科医院院長の手代木です。

毎日の歯磨きだけでは取り除けない汚れをケアするのに欠かせない「デンタルフロス」と「歯間ブラシ」。どちらも歯と歯の間の汚れを効果的に除去できるアイテムですが、どちらを選ぶべきか迷ったことはありませんか？

この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリット、選び方について詳しく解説します！

デンタルフロスとは？

デンタルフロスは、細い糸状の道具で、歯と歯の間のプラークや食べかすを取り除くものです。細い糸が狭い隙間にも入り込み、歯ブラシでは届かない部分を清潔にします。

デンタルフロスの特徴

【メリット】
⦁ 狭い歯間にも使用可能で、細かい汚れをしっかり除去。
⦁ 歯と歯の接触部分の汚れに最適。
⦁ 持ち運びがしやすく、いつでもどこでも使える。

【デメリット】
⦁ 使用方法に慣れるまで少し難しい。
⦁ 装着物（ブリッジや矯正器具）がある場合は使いにくい。
⦁ 奥歯が届きにくい。

歯間ブラシとは？

歯間ブラシは、歯と歯の隙間に入る小さなブラシです。歯ブラシでは届かない、歯と歯の間の汚れを掃除するために使います。ブラシのサイズはさまざまで、自分の歯間の幅に合ったものを選べます。

歯間ブラシの特徴

【メリット】
⦁ 使い方が比較的簡単。
⦁ 歯間の隙間が広い場合に最適。
⦁ 力を入れなくても簡単に使えるため、高齢者にもおすすめ。
⦁ 矯正器具やブリッジ周辺の清掃にも役立つ。

【デメリット】
⦁ 歯間が狭いと使用が難しい。
⦁ サイズ選びが合っていないと歯茎を傷つける恐れがある。
⦁ デンタルフロスよりも携帯性は劣る。
どちらを選ぶべき？

どちらを選ぶべき？

効果の違いは、歯間の状態や個人のニーズに大きく左右されます。

⦁ 歯間が狭い場合
デンタルフロスがおすすめです。狭い隙間にも入り込み、歯と歯の接触部分をきれいに掃除できます。
⦁ 歯間が広い場合
歯間ブラシが適しています。広い隙間ではデンタルフロスでは十分な汚れ除去が難しく、ブラシの毛が効果的に働きます。
⦁ 矯正器具やブリッジがある場合
歯間ブラシが便利です。ただし、装置の形状によっては特殊なフロス（スーパーフロスなど）を併用するとより効果的です。

でも一番理想的なのは、どちらも併用すること！