インプラントのメリット・デメリット

桶川駅徒歩1分にある歯医者、手代木歯科です。

歯を失った後には、歯を補う治療が必要になります。その際、インプラントを検討される方もいることでしょう。今回はそのような方のために、インプラントのメリット、デメリットについてご紹介します。

インプラントのメリット

◆なんでもよく噛める

インプラントは骨に埋め込まれた後、骨としっかりと結合し、骨と一体化しますので、ご自分の健康な歯のようにしっかりと噛むことができます。

他の治療法と比較しても、咀嚼効率はダントツで、どんなものでもよく噛めて食事を思う存分楽しむことができます。

◆見た目が自然

インプラントは歯を補う治療法の中で唯一、歯根まで再現できる治療法です。

歯根部は歯茎と骨の中に埋め込まれますので、被せ物をセラミックにすれば、天然の歯と見分けがつかない仕上がりにすることも可能です。

◆お手入れがしやすい

入れ歯の場合、歯磨きの際には外し、周囲の歯と入れ歯と別々に磨く必要がありますし、ブリッジの場合だと、形が複雑なのですみずみまで磨くのに時間がかかります。

インプラントは天然歯と同じ構造ですので、お手入れに煩わしさがありません。

◆他の歯にダメージを与えない

ブリッジや入れ歯の場合、周囲の歯に支えを求める必要があるので、他の歯に少なからず力のダメージを与えてしまいます。

また、ブリッジの場合には、それに加えて、歯を削って被せなければならないため、健康な歯を大きく削る必要があります。

◆骨が痩せるのを防ぐ

骨は刺激がないと、だんだんと痩せていってしまいます。そのため、骨に直接刺激が伝わらないブリッジや入れ歯の場合、徐々に骨が痩せていきます。

骨の中に埋め込まれるインプラントの場合、噛んだ時の力が骨にしっかりと伝わるので、骨が痩せてしまうのを防いでくれます。

インプラントのデメリット

◆手術が必要

インプラントは、インプラント体を骨に埋め込む手術が必要です。そのため、手術に伴うリスクは避けられません。ですが、このようなリスクは、技術力や設備の充実により避けることが可能です。

◆治療期間が長め

インプラントを埋めて骨としっかりとくっつく期間が数ヶ月（３〜６ヶ月程度）必要ですので、他の治療法と比べて歯が入るまでの期間は長いのが一般的です。

◆骨や体の状態によってはできない場合がある

骨が痩せすぎてしまっている場合、骨の状態が良くない場合、重度の全身疾患がある場合などにおいては、インプラント手術ができない場合もあります。

◆治療費が高め

インプラントには保険適用がありませんので、治療費は高めです。

治療法を決める際には、メリット・デメリットの両面をよく踏まえた上で決定するようにしましょう。