歯がボロボロなのに…治療が怖くて歯医者に行けない

桶川駅徒歩1分にある歯医者、手代木歯科のブログページです。

歯科治療が怖くて歯医者に行けないという方へ

歯医者に行くのはなんとなく怖いし、出来れば行きたくないと思われる方も多いかと思います。その理由も様々です。

たとえば、治療器具の振動や音、さらには施術中、何をされているか見えないことで恐怖心が高まってしまう事もあるでしょう。むし歯や歯周病などで、炎症反応が起きて痛みがある部分を触られるのは、とても緊張してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな中でも特に不快な思いをする最大の理由としては、治療中に聞こえてくる【キーン】とい音です。

あの【キーン】という音の正体は、人体で最も硬い歯を削るため高速回転する器具を用いて治療を行うのですが、この治療器具のモーター音が原因です。

待合室にいても聞こえてくる【キーン】という音が、施術中は口の中に入れて治療を行なわれることで、耳にも近くなるため特に響いてしまいます。

また、怖いという恐怖心から、目をつぶっているためどんな治療が行われているのか、まったくわからないことで、さらに怖さが倍増します。

その他、歯医者の独特な匂いが苦手という方も多くいらっしゃいます。

歯科治療では、様々な薬品や歯を修復するために使用する物が沢山あります。

これが、歯医者特有の匂いになってしまい、治療に対する恐怖心と結び付いてしまうのです。

歯科治療に対する恐怖心を改善してくれるようなものない？

歯医者で治療を受けることが怖いという方に適応なのが、静脈内鎮静法です。

静脈内鎮静法というものは、静脈内に鎮痛薬や向精神薬を注入することによって、鎮静状態を作る麻酔法です。歯科治療で使う歯ぐきに刺すような麻酔とは違いますが、鎮痛効果があるため治療の痛みや不安感を軽減してくれます。

意識は、多少ある中で少し眠いような状態で歯科治療を受けることが出来ます。そのため、治療中も「痛いですか？」など、簡単なやり取りをすることも可能です。それでも、治療後に「痛かったな～」などと、治療中のことを覚えていることはありません。

さらに治療後の経過が良好であれば、1時間程度休んだら帰宅することが可能です。

歯がボロボロで歯医者に行けない…

治療しなければいけない歯が多くボロボロな状態になっていると自覚している方は、ちょっと恥ずかしいから歯医者に行くのが嫌だな…と思われる方もいると思います。

しかし歯医者は、歯の治療を施すところですので、どんな口腔内の状態であっても恥ずかしがる必要は全くありません。

もちろん、歯の専門家である歯医者が患者様を笑うようなことや、だらしないと思うようなことは一切ありません。

それよりも、痛い歯を治療せずに放置している方が非常に危険です。

どんな歯医者を選べばいいの？

歯科医院は、全国には数え切れないほど存在しており、「一体どこの歯医者に行けばいいんだろう？」と、悩んでしまうこともあるでしょう。

そこで、自分にあった歯医者を選ぶための基準としては、医師がしっかり話を聞いてくれて、これから行なう治療法についても詳しく説明してくれるところを受診するのがおススメです。

歯医者によっては、説明が不十分なまま治療をされてしまうことや、不安に思うことをきちんと聞いてくれないような先生のいるところも稀にあります。1度削った歯は、元には戻りません。ですので、あなたに合ったベストな歯医者を選ぶようにしましょう。

まとめ

歯科治療が怖い場合には、静脈内鎮静法という不安や治療の痛みを軽減してくれる方法があります。また、治療しなければいけない歯が多く、恥ずかしいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、歯医者は歯を治すための専門の場所ですので、恥ずかしがることはありません。

また、そのような悩みを持たれている方は、あなただけではありません。色々なことが不安だと思いますが、お気兼ねなくご相談下さい。