小児歯科の治療で痛みを軽減する方法

桶川市の歯医者、手代木歯科医院です。

子どもの歯の治療は、親にとっても子どもにとっても不安なものです。特に、治療の際に痛みが出るのではないかという不安は、多くの親が抱えているのではないでしょうか。

そこで、本記事では、小児歯科で痛みを軽減する方法について解説します。

治療の痛みを軽減する方法

小児歯科の治療では、麻酔や鎮痛剤、恐怖心の払拭によって、痛みを軽減することができます。

麻酔や鎮痛剤

麻酔には、局所麻酔と全身麻酔があります。

局所麻酔は、治療する部分に麻酔薬を注射して痛みを抑える方法です。注射する針は非常に細く、麻酔薬の量も少ないため、痛みを感じにくいのが特徴です。

全身麻酔は、全身に麻酔薬を投与することで、意識を失わせ、痛みを感じないようにする方法です。鎮痛剤は、痛み止めの薬です。治療後に痛みが出た場合は、鎮痛剤を服用することで痛みを抑えることができます。

恐怖心の払拭

子どもが歯科治療を怖がる原因は、以下のようなものが挙げられます。

・治療の痛み

・治療の音や匂い

歯科医院の雰囲気 治療の痛みを軽減するために、局所麻酔や鎮痛剤を使用するなどの対策を講じます。また、治療の音や匂いについては、子どもが安心できる環境を整えることが大切です。具体的には、音楽を流したり、治療台にクッションを敷いたりするなどの工夫するとよいでしょう。

さらに、歯科医院の雰囲気については、明るく清潔な印象を与えるようにしましょう。

痛みを予防する方法

小児歯科で痛みを予防するには、食生活の改善と歯磨きの徹底が大切です。

食生活の改善

虫歯の原因となる歯垢や歯石は、砂糖を分解する細菌によってつくられます。そのため、砂糖の摂取量を減らすことで、虫歯を予防することができます。

具体的には、以下のことに注意しましょう。

・甘いお菓子やジュースの摂取を控える。

・食後や就寝前は、歯磨きをする。

歯磨きの徹底

歯磨きは、歯垢や歯石を除去して虫歯を予防するために欠かせない習慣です。歯磨きを1日2回、3分以上かけて、歯と歯茎のすき間までしっかり磨きましょう。

また、歯磨き粉は、研磨剤の少ないものを選ぶとよいでしょう。研磨剤の多い歯磨き粉は、歯垢や歯石を落とす効果が高い一方で、歯の表面を傷つける可能性もあります。

まとめ

子どもの歯の治療の痛みを軽減するには、以下の方法があります。参考にされてください。

麻酔や鎮痛剤

局所麻酔は針を刺すため、痛みを感じることがある。
全身麻酔は子どもの体への負担が大きいため、原則として局所麻酔が使用される。

恐怖心の払拭

事前に治療の説明や動画を見せる。
治療台にクッションを敷いたり、音楽を流したりして、子どもが安心できる環境を整える。

食生活の改善
甘いお菓子やジュースの摂取を控える。
食後や就寝前に歯磨きをする。

歯磨きの徹底

1日2回、3分以上かけて、歯と歯茎のすき間までしっかり磨く。
歯磨き粉は研磨剤の少ないものを選ぶ。

お子様の治療で悩んだら、当院に連絡をください。