虫歯が自然に治るなら、放置しても大丈夫?

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虫歯が自然に治った」というような話を聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
でも、そのような話をそのまま間に受けてしまうのは危険です。

虫歯が自然治癒する場合というのは、確かにあるのですが、それはどんな虫歯に対しても言えるわけではありません。
虫歯が自然治癒するケース、そしてそれを可能にするためにはどうすれば良いのかについてご紹介します。

 

 

痛みがなくなったのは「治った」からではない

虫歯の痛みがなくなったことを「治った」と思っている人がいますが、これは大間違いです。
確かに、虫歯で痛みがあっても、その痛みがなくなってしまう場合というのはあります。
でもこのようなケースのほとんどは、治ったのではなく、歯の内部にある神経が死んでしまったことによって痛みを感じなくなっているだけです。

このようなケースでは、たとえ一時的に痛みがなくなったとしても、内部で細菌感染が進み、内部に膿をためていずれ強い痛みを出したり、顔が大きく腫れ上がったりすることもあります。そのため、決して放置してはいけません。

 

虫歯が自然治癒するのはこんな場合

虫歯が自然治癒することがあるのは、「初期虫歯」と呼ばれる状態です。
通常、この段階というのは、歯の表面の透明感がなくなり白くなっていて(茶色っぽくなることも)、まだ歯に穴は空いておらず、痛みもありません。
この段階では、歯の表面のミネラル分が溶け出しているだけの状態ですので、再度ミネラルを補うことができれば(再石灰化)、本格的な虫歯にならずに済みます。

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◇虫歯を自然治癒させる方法◇

初期虫歯を本格的な虫歯にしないためには、次のようなことを実践する必要があります。


1.歯磨きを念入りに行う
歯の表面にプラークが溜まると、そこからさらに歯が溶けてしまいますので、プラークを溜めないよう、毎日の歯磨きを念入りに行いましょう。

その際、フッ素配合の歯磨き粉を使うことで、再石灰化をより助けてくれるので、おすすめです。

 

2.糖分を摂りすぎない
糖分を頻繁に摂ると、お口の中が酸性に傾き歯が溶かされやすくなります。
そのため、甘いものはなるべく控えるようにしましょう。

 

3.歯科で定期検診・フッ素塗布を受ける
初期虫歯がある場合、放置するのではなく、定期的に歯科医院で経過観察をすることが大事です。
状態に応じてブラッシング指導、食事指導などの適切な指導を受け、歯の再石灰化を促す高濃度のフッ素塗布を受けて歯を強くしていきましょう。