銀歯が取れたときの治療費と注意点

桶川の歯医者、手代木歯科医院です。休診情報や検診のご案内などのお知らせや、治療に関する基礎知識などを当院スタッフが配信しています。患者さんの少しでもお役に立つことができたら幸いです。

銀歯を使用している方で、銀歯が取れた経験はありませんか?銀歯はさまざまな原因で取れます。銀歯が取れたらそのままにしてはいけません。

今回は銀歯が取れたときの治療費と注意点をお話します。

目次

銀歯が取れたときの治療費と治療方法

桶川市の歯医者 手代木歯科医院

銀歯が取れたらそのままにせずに、治療することが大切です。治療費は治療方法などによって変動します。

銀歯が取れる原因は、主に以下の3つです。

  • セメントの接着力の劣化
  • 歯ぎしりや噛み合わせによる影響
  • 銀歯の下で虫歯が再発

銀歯の寿命は5~7年で、自然と取れやすい状態になります。そして、治療内容と治療費は以下の表を参考にしてください。

治療内容治療費(3割負担の場合)
セメントの接着力の劣化取れた銀歯の再装着約1,300円~
歯ぎしりや噛み合わせ銀歯を新しく作り装着要確認
虫歯の再発虫歯の治療後、新しく銀歯を制作し装着約6,000円~

費用についてはあくまで参考程度です。なぜなら、レントゲンを撮ったりほかの治療を行ったりすると費用が変わるためです。また、負担割合は年齢によっても異なります。しかし、保険があれば自由診療のような高い費用にはなりません。

銀歯が取れたらすること

銀歯は一生、同じ接着力を維持するわけではなく、5~7年で寿命がきます。そのため、銀歯が取れること自体は珍しいことではありません。もし、銀歯が取れたら、以下のことを行いましょう。

  • 捨てずに容器に入れて保管する
  • 自分で接着しようとしない
  • 丁寧に歯磨きをする

捨てずに容器に入れて保管する

取れた銀歯は、銀歯と銀歯が取れた歯の形状が合えば銀歯を再利用できます。そのため、銀歯が取れても捨てずに袋タイプや、ケースタイプの保存容器に入れておきましょう。

ケースタイプの保存容器ならしっかりと銀歯を守れるため、形状が変形しません。ポリ袋に入れる場合は、銀歯が落ちないように封をしましょう。保存チャック付きならチャックをしてください。

ティッシュに包むとゴミと間違えて捨ててしまったり、衝撃から銀歯を守れないため変形したりする可能性があります。そのため、保管するときはティッシュ以外の物で保管しましょう。

自分で接着しようとしない

「もしかしたら自分で治せるかも」と考える方もいるでしょう。しかし、自分で接着しようとしてはいけません。たとえば、市販の接着剤でもくっつきますが、歯医者で再治療をするときに剥がすことが難しくなったり、接着剤の成分が身体に悪影響を及ぼしたりするリスクがあります。

また、見えない状態で銀歯を戻した結果、銀歯が変形する可能性があります。治療する内容が増えれば治療時間と治療費がかかるため、自分で接着することはやめましょう。

丁寧に歯磨きをする

銀歯が取れた歯は、歯の柔らかい部分が露出している状態です。そのため、いつも以上に丁寧に歯磨きをしましょう。なぜなら、虫歯になりやすくなったり痛くなったりするからです。歯磨きをするときは優しく行うことがポイントです。

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銀歯が取れたら速やかに受診しよう

銀歯が取れて痛みがなくても、速やかに受診しましょう。銀歯が取れたままにしておくと、さまざまなリスクがあります。

もし、銀歯の存在が気になっているなら、取れた機会に別の素材で治療するのも方法のひとつです。銀歯は保険が適用される材料のため、治療費が抑えられます。しかし、金属アレルギーがあったり見た目の美しさを考えると、デメリットもあります。

そこで、耐久性や見た目の美しさ、身体への影響を考えるならセラミックなどの材料がおすすめです。ただし、保険適用外のため、治療費が高くなります。

手代木歯科はWEBでも予約可能です。初めての方もかかりつけ医にしている方も、銀歯が取れたらいつでもご相談ください。

まとめ

銀歯が取れたら必ず受診をして再治療をしましょう。また、銀歯があることで見た目が気になるなら、取れたタイミングで他のかぶせものや、つめものに取り替えることもできます。銀歯が取れたままでは、リスクがありますので、当院にご相談ください。

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